2018年12月20日木曜日

厳木駅ギャラリーのおそうじとカフェ

12月23日(日)@厳木駅 ギャラリー風のふるさと

厳木駅 ギャラリー風のふるさとのおそうじと、活用を考えよう
厳木駅の向かって左側に、長い間閉鎖されている「ギャラリー風のふるさと」というスペースがあります。
地域の顔である駅のスペースを、いい場所にできたらいいな、ということで、今回は、そのきっかけづくりとなる、おそうじと、活用を考える集いをします。コーヒーやお酒を片手に、ゆるく。こんな使い方できたらいいなー、など、皆さんの意見を聞かせてください。お好きな時間にどうぞ。こどもが遊べるスペースもつくります。
10:00~みんなでおそうじ
 ぞうきんをお持ちください。おそうじ参加の方には、カフェタイムで日本酒のふるまいも。
13:00~活用を考える集い&カフェ
 コーヒーなど温かい飲み物を販売。カフェ利用のみもOK。 




22日から24日は、唐津線にイルミネーション列車も通ります。18時頃厳木駅に到着するイルミ列車に手を振って終了します。

2018年11月9日金曜日

きゅうらぎまち風のふるさとまつり♪

今年も風のふるさとまつりに出店します。
今年は、PR用にきゅうらぎデザインブースのチラシもつくりました。
コーヒーの横では、アンクルジャムさんのパン、佐賀市から よなよなあん工房さんのぜんざいも。
保健センターの中では、ハンドメイド雑貨やハーバリウムのワークショップ、こども用品お譲り会も。
小さいお子様と一緒でも楽しめます。

青空お話会は、11時から、保健センターとコミセンの間で予定。

きゅうらぎデザインFBで詳細情報更新中です。
ぜひどうぞ。


2018年9月29日土曜日

多久のさくらんぼこども園へ見学④(まとめ)

今回、幼稚園のお母さんと2人での保育参観でした。

通常の保育を見ることができて、
子ども達はとても元気でのびのびとした様子、先生たちの優しい声かけの様子、
良くわかりました。

最初は、リズムってそんなに毎日必要なのかな、とも思っていましたが、子どもたちは楽しそうにやっているし、あの動きをできるようになれば身体のバランスが整って、柔らかくなりそうです。「思い通りに体を動かせる」ようになり、それが意欲へ繋がっていく、と。確かにそうかもしれないなと感じました。体力は無いよりあった方がいいし、何事にも意欲的になります。(この日は散歩の時間の方が長かったです)

室内の遊び道具も少ない(普通の園より少ないと思います)ですが、子どもたちは室内でじゃれあったり、リズムで動ける遊びをしたりして遊んでました。
室内遊具が少ないのは戸外での活動を重視したいからという理由ですが、室内の道具が少ないメリットとして、部屋も広く確保でき、すっきりしていて、道具で遊ばなくても子ども同士で関わって遊ぶことが多いなと感じました。

あと、絵に関しても今回の説明で納得できました。共通しますが、「思い通りに描けるようになる」ことが意欲を高める。そのために、まずはシンプルに描く。年齢を追うごとに一本のマジックで描いた絵が、段々と複雑になっていきます。
飾ってある絵も普通の園と違うので、最初は違和感がありましたが、飾ってあると確かに統一感があり美しいです。統一感があるようで、一人ひとりの絵は違います。仲間と遊んだりする絵や自然の絵が多かったです。
シンプルであること、美しいものに囲まれることは、大事なことかもしれないなと感じました。(何にでも共通しそう)

園では思いっきり体を動かしてきているので、家では、好きなことで遊ばせたらいいなと思います。

保育の内容は変わる部分も多いですが、子どもの気持ちを第一に考え、移行する子どもには十分に配慮するとおっしゃっていただいたので、安心しました。

安心して預けられそうな園ということを確認できた、保育参観でした。

2018年9月28日金曜日

さくらんぼこども園、利用者の声


運営者の社会福祉法人さくら会さんは、多久が本園で、佐賀(川副)が2園目、厳木が3園目の運営になられます。そこで、知り合いに利用者がいたのでどのような感じか聞いてみました。2名だけの声ではありますが、参考までに。

1、多久の園に2人の娘を卒園させて現在 中1と小4のお母さんの話。

食事の良さに惹かれて、少し遠かったが通園バスもあるので、多久のさくらんぼに通園させた。卒園後、小学校生活も問題なかった。絵や工作が得意(発想がいい)、運動神経も(体力があり、体も柔らかい)、学力もいい方。

2、川副の園に、0歳、年少、年長を通園させているお母さんの話。

体がしっかりして、怪我しにくい、病気もしにくくなる。
家でできない遊び(水、泥、散歩)などしっかりしてくれるのでありがたい。
先生の言葉かけなどがとてもいい。無理じいしない(リズムも子どもがやりたくないこはやらせない、楽しんでやれるようになるまで待つ感じ)。子ども達も楽しんで通園している。


個人差はあると思いますが、園にはとても満足されていました。
園の方針はありますが、家庭では、できる分で気楽に取り組まれている感じでした。テレビも見るものを選んだり、料理も薄味になった、字も聞かれたら教えていた、などと、おっしゃっていました。






多久のさくらんぼこども園へ見学③(入園進級のしおり他)

今年度入園時に多久の園で使われた“入園・進級のしおり”です。これに詳しく、ねらいや思いが書いてあります。
厳木では、入園児が決定した後(3月)に、再度説明会が行われるそうです。その際は厳木バージョンのしおりで説明されると思います。※毎日持っていくものは一番下










多久のさくらんぼこども園へ見学②(質問と答え)

疑問に思うところなどを質問してきました。青い字が園からの答えです。
主に角田信子園長が丁寧に説明してくださいました。

●遊び
・遊ぶことを重視される理由を教えてください。
・外遊び、水、泥んこ遊び、散歩など戸外活動を重視される理由について教えてください。
 子どもにとって遊ぶことは、生きること。人間関係のもとになる仲間との遊び、自然との触れ合いなどの実体験を、より大事にしています。乳幼児期に十分に遊ばせる事が、将来勉強や仕事などに対する意欲を高めることに繋がると考えます。
活動なくして発達なしと言われるように、子どもは動きながら発達していきます。脳(知的発達)のために、体を強くし、体を動かすことを大好きにさせたいと考えます。

 水、砂、泥、はどんなものにでも形が変わり創造力が広がります。そして、皮膚の感覚を刺激することが、運動感覚だけでなく、自律神経が発達し、情緒が安定していくと言われています。
 散歩は、四季折々の草、花、虫、風、匂いを味わい、五感を発達させるのに最適です。自然の中には、子どもの夢中になるものがたくさんあります。そしていつの間にか、足腰の丈夫な子どもに成長していきます。
 子どもが育つ場として、とても素晴らしい厳木の自然環境を存分に生かしていきたいです。

・外でも中でも自由に選んで遊べますか。
遊べます。

・幼稚園では室内でも自由にままごと遊びをしたり、製作遊び、などもしています。そういう室内の遊び(の種類)が少ないのは、戸外で遊ばせる機会を増やしたいからですか。
 はい。園の中で遊ぶことよりも実体験がたくさんできる戸外、散歩などを重視し、遊びの6、7割は戸外での活動です。園内では、お絵かき、粘土、折り紙、リズム、などで遊びます。行事ごとに製作もあります。室内のままごとのおもちゃはありませんが、子どもたちはごっこ遊びを楽しんでいます。

・雨の日(外で遊べない日)はどうやって過ごしていますか。
 集団での遊びや、普段はゆっくりとできないリズムやロールマットをじっくり行います。
ロールマットは、子どもの心と体の状態を確認できます。全身の血流が良くなり、身体をしなやにし、1日の体の動きがスムーズになります。

・リズムの効用、毎日行う理由を教えてください。
 リズムは音楽に合わせて子どもたちに親しみのあるいろいろな動物に模して走ったり、止まったり、跳んだり、転んだり、這ったり、舞ったりする遊びです。全身の運動機能、感覚器官を鍛えることでより優れた発達をしていきます。音を聞くと子どもたちは楽しそうに動きます。リズムに乗って楽しく遊ぶ中で、通常の遊びでは足りない、バランスのとれた身体づくりを助長します。“自分の体を自分の思うように動かせる”ことができ、子どもたちも意欲的になります。毎日行うことで、脳を刺激し身体が自然と覚えていくので少しの時間でも行うようにしています。

・リズムをしたくない子どもがいたらどういう対応をされますか。
 子どもがやりたいという気持ちを大事にしているので、無理にはやらせません。声かけはしますが、やりたいという気持ちになるまでは、待っています。半年くらいしなかった子どもが何かのきっかけで急に楽しくやり出したという事もあります。

●字への対応
 年中、年長児になると自然と字に興味を持つ子どももいます。また子どもによっては、年少でも字や形が好きな子どもいます。自然と関心を持った時に教えると知る喜びや意欲にも繋がると思います。早期教育、教え込みの弊害は認識しており共感できますが、子どもが字の読み方や書き方を自然の興味の中で聞いてきたときにどう対応されていますか。字についての問題点を教えてください。
 字への興味はとても大事で、興味を持たないととても心配です。字を聞いてきたときには否定をせず、興味を持たせたまま字について教えすぎないように心がけています。心を豊かにしてくれる絵本の読み聞かせはとても大事にしていて、毎日します。子どもたちは絵を見て、大人の話を耳から聞き、物語を想像します。字が読めるようになると、どうしても字を辿ること(意味はわからなくても)が優先されてしまいます。字が読めない時期の絵本の読み聞かせの効用を大事に考えています。
 子どもの手の届くところに絵本を置いていると、子どもたちで取り合いになって、本を乱暴に扱ったりした事もあったので、子ども達の手の届くところには置いていません。また、まずは実体験(体を使っての遊び)をさせたいので、子どものみで自由に室内で絵本を読む環境にはしていません。

 図鑑は置いていますか。今の園では、虫の種類や餌を調べたり、花の種類を調べたり、遊びにも活用してます。そういう事は子どもたちの好奇心や知る喜びにも繋がると考えますが、そういう事はしていませんか。
 年中、年長では、図鑑は使っています。よくお散歩に行くので、虫や自然などについて調べています。

●絵
 スムーズに書けるという点では水性ペンも変わらないような気がしますが、どう違いますか(油性ペンは付いたら取れにくい)。今の園でクレヨンなどの色彩も使っています。そういうものは使えますか。
 水性ペンは、すぐ乾かないので、手が当たって滲んだり汚れたりします。油性ペンはすぐに乾き、子どもが思い通りに描けるので、子どもにとっての成功体験になり、子どもも満足に感じます。この成功体験(絵を思い通りに描ける)をとても大事にしています。また、複数の色を使うと、思い通りにならず絵が黒っぽく汚くなる事もあります。単色を使えば、描きたいものが思い通りに表現できるし、美しい絵になります。まずは、シンプルに描くことに集中させたいと考えます。思い通りに描けるようになり、はっきりとした色彩がわかる6歳ごろに色彩も使うようにしています。今まで自由に色彩も使われていた子ども達も多いので、子どもの気持ちを大事にしつつ、声かけをしていきたいです。

●キャラクター物
・新しく買うときに配慮できますが、持っているものの買い直しはしなくても良いですか。
 持っているものの買い直しまでは必要ありません。新しいものを買う時に配慮してもらい、少しずつ少なくなっていけばと思います。
 戦闘モノなどは身につけると、子ども達がなりきって余計に乱暴になります。何でも力で解決したり、強いものが勝つ、という事ではなく、穏やかに育ってほしいという願いから、そうお願いしています。

●井戸水
・何メール掘られたのか。
・水質検査の頻度はどれくらいですか。
 50m掘りました。50mで大腸菌もなく、大変水質が良い地域です。年に一回の検査をします。料理には水道水を使います。

●オムツ、パンツ
・布オムツや、パンツにされている理由を教えてください。
・持ち帰る際、下洗いはされますか。(泥んこの洋服は?)
・トレーニングパンツじゃなくても良いですか。
 生まれた時から感覚器官は育っていき、「快・不快」がわかります。だからこそ、子どもが見るもの・聞くもの・触れるもの・味わうものには良いものをと考えて保育をします。
陽が入る、風通しのよい部屋で生活し、気持ちいい素材の服を着て、紙おむつは使わず、パンツで過ごします。(寝る時は、オムツの取れていない子は、布オムツを使い、通園時は紙オムツでも大丈夫です。※オムツやパンツの枚数については入園のしおり;次の記事が参考になります。
「気持ちいい」の感覚は脳の発達、そして全身の発達に大きく影響しています。人間の感情の原点である、気持ちいい・気持ち悪い、の感覚を育てるために、パンツで過ごしています。
 裸足についても、足の裏を刺激する事が、発達にいいとの考えから、園では裸足で過ごしています。
 汚れたものは下洗いして持ち帰らせます。トレーニングパンツではなく普通のパンツがいいです。

●毎日持っていくもの
・川副の資料と同じですか。歯ブラシは?
 歯ブラシは不要です。園では食べた後にうがいをします。朝晩に家で、しっかり磨いてもらうようお願いしています。園での食事は砂糖(黒砂糖)控えめで、根菜類をよく食べる事で、虫歯ができにくくなるよう心がけています。実際虫歯の子どもは少ないです。

●担任
・毎年変わりますか。
 基本的には持ち上がりにしています。子どもの様子を深く知るためです。

●卒園後
・小学校生活やその後どう過ごしているか。
 聞いたところでは、文字の習得など一年生の一学期は大変そうではあるが、後は学力も問題なく、特に実体験が豊富なので国語力(表現力)が高い、絵(工作)や体育などを表現力もあり楽しんでできるなどの声を聞きます。元気(体が丈夫)で優しい、との声も。
 リズム会などで兄弟児がきた時には、少しリズムを見たら、砂場で穴掘りをしています。4年生位でも、砂場遊びに夢中になります。心の安定にも繋がっていると思います。

入園
・厳木地域の人が優先的に入れますか。
厳木地域の方は皆受け入れます。

・4月から入りたい人はどうすればいいか。(厳木の園からの移行ではなく新しく入る場合)
(厳木市民センターより回答)新しく入園の方(現在どこの園にも行っていない)は、厳木市民センター保健福祉課で、申し込みしてください。11月19日~12月7日が受付期間です。資料はいつでも市民センターや市役所でもらえます。厳木以外の園から転園する時には市民センターにお問い合わせください。
入園決定の通知は3月上旬です。

・入園が決まってからの説明会がありますか?時期は?
市からの入園決定通知後、説明会を行います。

お願い
 今回は民営化による入園になる子どもが多くいます。子どもにとって場所も友達も先生も新しくなり環境が大きく変わるので、移行する子どもたちについては特に配慮いただき、ゆっくりと新園の方針に慣れさせていってほしい。
はい。それが最も大事だと考えています。移行する子どもには十分に配慮します。

●その他
・定期的な読み聞かせを保護者ボランティア(幼稚園)や地域のボランティアグループ(保育園)が行なっているので今後も継続させてほしい。
多久の園も地域の方などが来られています。お願いします。

・幼保小中連携は今後も継続してほしい。

はい。大事なことだと思います。

多久のさくらんぼこども園に見学へ①(保育の様子)

9月8日に主に在園児(厳木幼稚園、岩屋保育園、中島保育園から移行する子ども達)向けの入園説明会がありました。
来年度からすべてが新しくなります。説明会だけでは分からない事も多かったので、保育の様子を見学に行きました。9:00〜お昼ごはんまでの様子を見せてもらい、多久の園長である角田信子さんにお話を伺いました。

まずは、保育の様子です。

9時頃バスが到着



早く来た子どもから自由に遊びます。


年長さんはお掃除などもします。
下駄箱。どこに置いてもいい。


砂場遊びの道具


自由な時間も自然と身体を使って遊んでいます。

お友達と一緒にこんな遊び












朝の始まりにロールマット。子ども達の心身の状態を見ながら緊張をほぐします。ロールマットをすることで血流が良くなり身体がしなやかになるそうです。









この日は系列の園の佐賀さくんぼこども園の年長さんが
お月見お泊まり会で泊まった翌朝でした。
0歳児の部屋。大きい子も気軽に入ってきます。
1歳児の部屋。
1歳児の絵
クラス毎に散歩に行きます。2歳児で1時間弱。散歩の途中で虫を探したり色んなことをして遊びます。



柱があると登る。

2歳児の絵
散歩から帰って来てしばらくするとリズムが始まりました。(3歳児)
楽しそうにやっていました。気分の乗らない子もいました。先生方の声かけは優しい。

クラス毎に時折読み聞かせ
お昼ごはんが始まります。
今日のメニュー(すまし汁、五分つき発芽玄米、レンコンときゅうりと水菜のおかか和え、豆腐と豚肉のお
ろし煮)だしが効いて、素材の味もしっかりとして美味しかったです。良く動くので良く食べます。

食べ方は自由。ダイナミックに食べていました。(2歳児)
大きめのリュックに荷物を入れて登園。

2018年7月7日土曜日

7月7日PM7時7分 厳木川で乾杯しよう

(7/7) 昨日までの大雨のため、中止します。
川には近づかないようにしましょう。安全第一で行動しましょう。

厳木川で乾杯しましょう♪
 @厳木コミュニティーセンターの裏の川
             ※雨天中止

川にはどなたでも来られます。あなたのお好きな飲み物、食べ物を持って、自由な時間に集まって7時7分に一緒に乾杯しましょう。(もちろん無料)
虫除け対策、ゴミの持ち帰り等は各自でお願いします。椅子はありませんので、汚れてもいい格好やレジャーシートなどご持参ください。


「水辺で乾杯」は、ミズベリング(日本の水辺の新しい活用の可能性を創造していくプロジェクト)のイベント。全国、世界の水辺で同時に乾杯されています。厳木でも、多くの人と厳木川の魅力を感じようと、企画しました。

2018年4月13日金曜日

厳木川沿いでの婚活イベント4/1

 県内各地から男女各9名にご参加いただきました。
スタッフ(子ども)も合わせ、総勢40名での桜の下でのバーベキュー。
のんびりとした雰囲気の婚活イベント。厳木川と桜と、厳木川のいい景色を再認識できるイベントでもありました。
きゅうらぎデザインfbでも発信しています。






2018年3月6日火曜日

お花見バーベキュー婚活inきゅうらぎ

厳木川沿の桜の下でお花見バーベキューを楽しみましょう!

4/1(日) 10時〜15時


参加対象;未婚の方(20歳以上)
     1人まで同伴の方 (既婚可)の参加OK

参加条件;当日受付で身分証確認
     (免許証または保険証等)

場所;唐津市厳木コミュニティセンター裏の厳木川沿い(唐津市厳木町中島1337番)    駐車場あり。JR利用希望の方は事前に連絡ください。

内容;お花見バーベキュー。参加者で準備から行います。
ースケジュールー
9:50 受付開始
10:00 集合 
    説明、準備の話し合い
10:50 準備開始
  (買物、野菜カット、火おこし)
12:00 BBQ開始 
14:00 ティータイム
15:00 片付け、アンケート、終了

参加費;2,000円程度(=実費+100円)多少増減あり。適度なアルコールOK!

募集定員;男女計 20人程度

申込・問合せ;きゅうらぎデザイン
申込は、3/30まで。TEL  0955ー63ー2229 (竹花) Mail   kyuragid★gmail.com
(★を@に変えてメールしてください。)

2018年2月23日金曜日

幼稚園の民営化について 備忘録

こども園に関する私たちのこれまでの活動を忘れないようにまとめます。


市の動き
保護者の動き 
青字・・・きゅうらぎデザインの関連する活動
2013年(H25)

数回の厳木支所管内保育園・厳木幼稚園検討委員会※で、3園が統廃合すること、子ども園となり民営化すること、こども園の場所が決定している。
(当時の3園役員や地区の自治会長などによる。)

幼稚園の集まりの時、役員の方が会議に参加した内容を説明されていたような記憶あり。市に説明に来てくれるようお願いされていたが、市の方が園にきてくれることはなかった、書面での説明もない。
2014年度(H26)

民営化については何の話もない

2015年度 (H27)
 
夏頃

幼稚園の民営化がH30年4月からに決まり、場所が厳木幼稚園ということを人づてに聞く。
→市の担当課に聞きに行く。
(幼稚園の教育方針に満足していたので、どうなるのか。場所も狭くないのか。当事者への説明がないことへの不安、不満。)
9月22日
新聞記事で急に発表。 (民営化が決定したこと、場所、時期、3園の統廃合)
10月8日
厳木市民センター管内公立保育所等の民営化についての保護者説明会
市のホームページ
この会議で民営化のことを初めて知る保護者も多数。
(意見)
場所についての疑問
・十分な園庭が確保できるの?
・出入口がカーブで出入りしにくい、幼稚園の保護者も事故にあったりしている状況。その対策は考えているの?
・民営化の話の経緯が、届いておらず当事者の意見や思いが反映されていない。など。(保護者以外の地区の方からも賛成意見、反対意見が出るなど、混乱した説明会だった。)
10月23日

署名を集め、民営化に関する要望書を提出
・場所の再検討
・利用者の納得がいくような丁寧な進め方
11月12日
12月17日
2016年
1月19日
再検討の委員会開催(主に場所を検討する会議)3園の区長、有識者、保護者代表(各園2名)
1回目/ これまでの経緯と方針、候補地(五箇所)の比較
2回目/ 土砂災害防止法
保護者のアンケート結果
候補地(5箇所→2箇所)
3回目/ 候補地の現地視察、保護者の意見をまとめて発表、総括意見の集約
この間、この会議のために、各園代表が集まり、数回の勉強会。
自分たちでアンケート用紙を作り、各園代表が各園保護者に説明し集計なども行った。
3月2日
検討内容の報告
設置場所について、JAからつ厳木選果場跡(厳木町中島)が望ましい。
<理由>
面積、接道、敷地形状、仮園舎の有無、土砂災害警戒区域など総合的に優れている。今後の人口減少等を考慮し将来を見据えた中において、公共的な施設を集約し複合機能を持ったコンパクトで充実した地域生活拠点の整備を図る点からもその核となりうる土地である。※省略しています

2016年度(H28)
5月25日

2015年の再検討の会議では、進め方や民営化の内容について議論する場でなかったため、幼稚園として民営化に関する要望書を提出。(目的、考え方、流れ、公募条件、引き継ぎのやり方など)
5月末

再検討委員会のメンバーだった母親中心でまちづくり団「きゅうらぎデザイン」体を設立
<活動内容>
こども園、まちの拠点(こども園の隣に建設予定の公共施設)が魅力ある豊かな場所になるための提案、厳木暮らしを楽しくする活動
7月

幼稚園保護者で勉強会
「京都市の民営化の事例」大倉得史氏の講座をユーチューブで視聴
7月26日
厳木市民センター管内保育所等民営化計画説明会
説明会資料
(意見)
公立幼稚園が大切にしている「保育の質」が継承されていくのか。
引き継ぎが十分なのか?

10月29日

きゅうらぎデザイン主催による
こども園とまちづくりの勉強会
「子ども園からハジマルまちづくり」
まちの保育園(松本理寿樹氏)と建築家の馬場正尊氏を招く。
新聞記事
(佐賀新聞 宣伝)http://www.saga-s.co.jp/articles/-/4380
(佐賀新聞 結果)http://www.saga-s.co.jp/articles/-/3730
(毎日新聞)
11月14日
唐津市厳木地区民間幼保連携型認定こども園設置運営事業者の選定委員会開催の通知
応募要領案の提示、スケジュールの提示

11月28日

応募要領案が今まで要望したことに対応されていなかったので、要望書を提出。
・子ども主体の保育を継承し、まちの拠点となるようなこども園となること。
・応募の範囲を全国、株式会社も可(より優良な事業者を確保するため。株式会社にも優良な事業者はある)
・十分な引き継ぎを行うため、三者協議会を設置すること
11月30日
唐津市厳木地区民間幼保連携型認定こども園設置運営事業者の選定委員会開催(第1回)。
要望した事項に概ね対応されていた。


応募されて業者は1者で2回の選定委員会を経て事業者
(社会福祉法人さくら会)決定。

3月25日
4月21日

きゅうらぎデザイン主催による
こども園に隣接して建設予定の市民センターについてのワークショップ
「きゅうらぎ市民センターどうつくる?」建築家 馬場正尊氏を招く。
2017年度(H29)

5月以降

事業者決定後、きゅうらぎデザインがまちづくり団体としてこども園の設計協議に参加。

6月29日
第1回 三者協議会(引き継ぎについて必要な事項を話し合う場)の開催

2月14日
第2回 三者協議会
競技の内容をHPで公開してもらうよう依頼


民営化に関して参考にしたサイト

<保育の質や、民営化の問題について>
保育園を考える親の会・・・民営化に求められる最低条件10か条を参考にした

京都市の民営化に携わった大倉得史氏の意見書など・・・http://siei.blog.jp/大倉意見書.pdf

<自治体のサイト>
よく整理されて分かりやすい自治体、民営化のガイドライなどがある自治体など
五泉市(新潟県)・・・民営化ガイドブックや流れ、説明会の状況や保護者へ対応などが丁寧で分かりやすい。https://www.city.gosen.lg.jp/material/files/group/2/24647085.pdf 
岡山市・・・ガイドラインで公募の範囲は全国  http://www.city.okayama.jp/contents/000058377.pdf  
武蔵野市・・・市の方針として一定数の公立保育所を残している。http://www.city.musashino.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/006/930/kihonhoshin.pdf

<まちづくりとこども園について>
PUBRIC DESIGN(馬場正尊+OpenA 著)

まちの保育園のインターネット記事など


民営化を通して感じたことなど。
 ご覧の通り、民営化に計画から長い年月がかかります。行政はその手続きを地元やその時の利用者の意見を聞いて進めてきていると思いますが、実際に移行する時は利用者が異なり、今回のような「聞いていない」という声が上がる結果となります。ある程度仕方がないことかもしれませんが、当事者においては、望んでもいない民営化は困惑させられるし、その時の園の状況に満足していたら必要性すら感じることになります。長い年月がかかるからこそ、行政はしっかりとその方針や流れ、保護者が不安に思うことへのフォローを常に行い、インターネットや紙媒体、口頭などで発信し続けることが大切だと感じました。
 今回3園がひとつになり、さらに民営化になるという大きな変化(と利用者は感じている)にも関わらず、市へ幼稚園に見学や説明に来てほしい、アンケートなどで意見を把握してほしいとお願いしても、対応してくれなかったのは残念なことでした。全て、保護者代表の自主的なアンケートなどで、声を拾いあげ伝えることになりました。その代わり、保護者間の絆は深まりました。
「保育の質」については、いくら伝えても理解が得られなかったのではないかと感じました。

急に民営化を発表され困惑されている保護者の方へ
不安や疑問があれば、整理してまず行政の担当の方に聞いてみましょう。考えたり、保護者の方と話をする中で、共有できることが増えていきます。保護者の思いにより、色々な決定事項が変わる可能性もあります。保護者の力を合わせて取り組むことが大切だと感じています。